小園 敏幸「Windy McPherson’s Son改訂版に託された意義―Sherwood Anderson における真理の追求との関わりにおいて―」
森岡稔「「イーサン・ブランド」をユング心理学で読み解く―「許されざる罪」を探求する上での「個性化過程」―」
佐々木英哲「父親イマーゴの(非)脆弱性と救世主再臨の(非)可能性―ホーソーンの「ラパチーニの娘」をめぐって―」
清水純子「「不気味なもの」としての『悪魔祓い』(Exorcism):オニールの掘り起こされた一幕劇」
有働牧子「Absalom, Absalom!における語り手の企て(デザイン)」
横田和憲「ソヌス・カンパーネ─メルヴィルの『クラレル』について─」
石田美佐江「Virginia Woolf の“The Mark on the Wall” とその背景」
松山博樹「Passive Compliance and Societal Destiny in King Richard III」
佐々木英哲「ホーソーンと超越主義者を隔て結ぶフロイト的な不気味さ―「イーサン・ブランド」をめぐって―」
松山博樹「The Struggle between Patriarchy and Matriarchy in the “Circe” Episode of Ulysses」
森岡稔「D・H・ロレンス『恋する女たち』をユング心理学で読み解く(Ⅵ)―「個性化」と「死と再生」―」
野村宗央「Neumanの「太母像」から見るDalila」
森岡稔「D・H・ロレンス『恋する女たち』をユング心理学で読み解く(Ⅴ)―「聖なる結婚」を求める「象徴」の行方―」
佐々木英哲「タナトスの美学―Hawthorneの “The Minister’s Black Veil”―」
清水純子「シャーリイ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる』―不気味な館に住みつく双頭の魔女―」
有働牧子「開かれることの寄る辺なさ―“A Rose for Emily”にみる町の人々の悲劇―」
横田和憲「境界領域ペナンブラ─ウィリアム・オースティンの奇想物語─」
倉橋淑子「T. S. エリオット―Spiritual History―」
有働牧子「“The Old People”にみる少年の成長」
飯田啓治朗「Almayer’s Follyの精神分析学的考察―「反復」を視点として―」
平恵理子「A Streetcar Named DesireにおけるBlancheのdesireについての一考察」
森岡稔「D・H・ロレンス『恋する女たち』をユング心理学で読み解く(Ⅱ)―「救済ある結婚」と「個性化過程」―」
佐々木英哲「Pierre―福音主義に抗うMelville―」
松山博樹「Shakespeare’s Transcendental Multilayered Play」
森岡稔「ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』をユング心理学で読み解く―「両性具有」と「個性化」(上)―」
鈴木孝「天使は何をささやいたのか―フロイト理論を通してみる“Was It Heaven? Or Hell?”に関する一考察―」
倉橋淑子「『カクテル パーティ』における「自我の混沌」と「自己滅却」―哲学的・宗教的アプローチへの序章―」
福島昇「ヘンリー8世造形の意味―フロイト理論で読む『ブーリン家の姉妹』との比較において―」
金丸千雪「女性の野心的な欲望―フィクションとしてのThe Life of Charlotte Brontё―」
上滝圭介「Othelloにおけるhandkerchiefのnetwork性に関する一考察」
佐々木英哲「メルヴィルのメタフィクション『ピエール』―偽りのキリスト、ダーク・マザー、ホーソーン―」
有働牧子「触れられぬ愛―Absalom, Absalom!におけるローザの視線―」